

窪んだまぶたやコメカミ、凸凹が目立つ目の下のクマや痩せてこけてしまった頬などに効果があります。
脂肪の生着率は約50~70%と個人差がありますが、顔は血流が良いため胸など他の部位と比べて生着率は高くなります。
また、生着した脂肪はその部位に半永久的に定着するため、継続的な通院をしなくても効果が続きます。
注入に必要な脂肪が採取できないほど、痩せている方はこの治療ができません。
採取部位と注入部位の脂肪は比例して増減します。脂肪を採取した部位が太ると、採取後注入した脂肪も同じように太るため膨らみます。
注入した脂肪を増減させないようにするには、体の変化に気を付けてコントロールすることが必要になります。
脂肪注入は脂肪の定着率や増減を人為的にコントロールできないため、コラーゲンやヒアルロン酸注入のように細かい微調整が必要な注入は難しくなります。
脂肪を採取するためには、注入する場所以外にも針跡ができることになります。
施術時間 | 1~2時間 |
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麻酔・麻酔方法 | 局所麻酔 |
通院日 | 翌日/1週間後/経過診察 |
通院回数 | 2~3回 |
抜糸 | 縫合した場合のみ |
入浴 | シャワー 当日から可能 (患部は濡らせません) 入浴 2~3日後くらいから可能(状態により医師の指示になります) |
洗顔・化粧 | 洗顔 当日から(患部はこすらないように) 化粧 翌日から(患部はこすらないように) |
ダウンタイム | 脂肪を採取した部位は、まれに内出血することがありますが1週間~2週間くらいで治まります。 脂肪を注入する針はコラーゲンやヒアルロン酸を注入する時に使用する針より太いため、針跡が数日残ることがあります。 |
保険適応 | 適応外 |
注意事項 | 注入した脂肪の吸収が早まることがあるため、脂肪が定着するまでマッサージは控えるようにしてください。 |
コラーゲンやヒアルロン酸は時間の経過とともに体内で分解吸収されて無くなってしまうため、維持するためには定期的な治療が必要となります。一方、脂肪注入の場合、定着した脂肪は半永久的に残るため定期的な治療の必要はなく、ご自身の脂肪を使用するため拒絶反応やアレルギー反応を起こさない施術です。
目の下のたるみの状態が大きく皮膚が余っていると脂肪注入の治療だけでは改善できないこともあります。その場合は目の下を切開し余剰皮膚を除去することで改善することができます。
脂肪注入後生着した脂肪は組織として残るため、切開して除去するか注入した部位のあたりを吸引するか、または脂肪溶解注射で脂肪を溶かすしか方法はありません。どの方法にも共通して言えることは、注入した脂肪だけを取り除くことは難しいということです。
脂肪を採取した部位は、まれに内出血することがありますが1週間~2週間くらいで治まります。脂肪を注入する針はコラーゲンやヒアルロン酸を注入する時に使用する針より太いため、針跡が数日残ることがあります。
部位により、注入直後はしこりを感じる場合がありますが、徐々に馴染んで消えていきます。
注入に必要な脂肪が採取できないほど、痩せている方はこの治療ができません。
採取部位と注入部位の脂肪は比例して増減します。脂肪を採取した部位が太ると、採取後注入した脂肪も同じように太るため膨らみます。
注入した脂肪を増減させないようにするには、体の変化に気を付けてコントロールすることが必要になります。
初回に注入した脂肪の生着率を確認して、2~3回に分けて微調整しながら脂肪を注入した方が仕上がりはきれいになります。定着が安定するまでに数ヵ月かかります。
脂肪注入はコメカミ、凸凹が目立つ目の下のクマや、痩せてこけてしまった頬などに効果があります。
ほうれい線にも改善の効果が期待できます。
凸凹の目立つ目の下のクマなどは、脂肪を注入して平らにする方が若々しい印象になります。
ヒアルロン酸も同じく効果はありますが、ヒアルロン酸の持続期間が半年~1年に対し、脂肪注入は生着した脂肪がその部位に半永久的に定着するため、継続的な通院をしなくても効果が続きます。