

プロフィロ®ストラクトゥラ(Profhilo® Structura)は、イタリアのIBSA社が開発した次世代型のヒアルロン酸製剤です。従来のヒアルロン酸注入とは異なり、「皮膚の表面を膨らませる」のではなく「老化した脂肪組織をリモデリングする働き」を持っています。加齢とともに脂肪や軟部組織は減少し、皮膚の弛みや骨格の浮き出し感につながります。
Structuraは深層の変化に対してアプローチし、リフトアップや輪郭の変化、こけ感を改善することを目的としています。こめかみの凹みやたるみ、頬のコケ、中顔面(眉の下から鼻下まで)のボリュームロスによる顔の輪郭の変化などを解消します。
Structuraは、IBSA社が国際特許を取得したNAHYCO®テクノロジーを使用し、特殊な熱処理によってヒアルロン酸を安定化させて、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸の2種類のヒアルロン酸を特殊配合した製剤です。
NAHYCO®テクノロジーによって作られたハイブリッドヒアルロン酸(HCC)は、施術後のダウンタイムや痛みがほぼなく、自然で均一な仕上がりが期待できます。従来のフィラーのように「硬く盛り上がる」仕上がりではなく、柔らかく馴染むのが特徴です。
Structuraは、NAHYCO®で作られているため、従来のヒアルロン酸に比べ、やわらかく均一に広がり、表面に凹凸が出にくいのが特徴です。注入しても自然に肌になじみやすく、脂肪が減少した土台を補って輪郭がなめらかに整えられるとされています。
加齢によって深部の脂肪が減少すると、顔に凹凸が生じやすくなります。NAHYCO®テクノロジーで安定化された、高濃度の高分子量・低分子量ヒアルロン酸によるハイブリッド複合体は、皮膚の深層で細胞環境を整え、再構築(リモデリング)を促す働きを持っています。肌の再生が進み、下垂した頬に自然なボリュームを取り戻し、リフトアップ効果や頬のこけ・たるみの改善、中顔面の脂肪減少による輪郭変化の解消が期待できます。
4~6週間間隔で 2 回の治療がお勧めです。
※その後は状態に応じて6ケ月~1年ごと。効果は6ケ月~1年程度持続します。
ダウンタイムはほぼありませんが、稀にアレルギー反応や内出血が起きる場合もありますが、2週間程度で徐々に消えていきます。
施術前
施術後
標準的な費用:税込165,000円。リスク・副作用:稀にアレルギー反応や内出血がが生じることがあります。2週間程度で徐々に消えていきます。
施術時間 | 15分前後 (注入部位・範囲によります ) |
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麻酔・麻酔方法 | 注射部位に麻酔クリームを塗布します。30分程度です。 |
通院日 | 1か月ごとに2回 |
通院回数・頻度 | 2回程度 |
抜糸 | ありません |
入浴 | 制限はありません。 |
洗顔・化粧 | 当日から (注入後30分で化粧パウダーの使用が可能です。通常のメイクは3時間後に行えます) |
ダウンタイム | 注入後赤みのある針跡が数日続く場合がありますが、メイクで隠せる程度です。 稀に内出血が起きる場合もありますが、2週間程度で徐々に消えていきます。 |
保険適応 | 適応外 |
注意事項 | 特にありません。 |
1952年(昭和27年)12月29日、長野県木曽福島町に生まれる。1967年(昭和42年)4月に長野県上田高等学校へ入学、高校在学中の1970年(昭和45年)8月から1971年(昭和46年)7月までアメリカ合衆国マサチューセッツ州ミルトン・アカデミー高校へ留学、同年7月に卒業した。1972年(昭和47年)3月に上田高等学校を卒業後、同年4月に東京大学理科三類へ進学。東京大学では医学を専攻し、1979年(昭和54年)3月に東京大学医学部医学科を卒業。