

避妊具やピルを使用せずに避妊することが可能になります。
妊娠を気にすることなく性生活を送れるようになります。
精液に含まれる精子の量はごくわずかですので、手術を受けても精液の量や色など見た目に変化はなく、人に気付かれる心配はありません。
一度手術を受けてしまうと再度手術をして元に戻すことは非常に困難ですので、よく検討の上、手術を受けられることをお勧め致します。
施術時間 | 30分~1時間程度 |
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麻酔・麻酔方法 | 局所麻酔 |
通院日 | 翌日/翌々日/抜糸/経過観察/精液検査 |
通院回数 | 5回~ |
抜糸 | 1週間~2週間後 |
入浴 | シャワー : 翌日から ( 患部は濡らさないように ) 入浴 : 抜糸後 |
洗顔・化粧 | 当日から |
ダウンタイム | 重労働でなければ手術当日より、お仕事も可能です。 スポーツなどの運動は術後1週間~2週間後から、お酒は1週間ほど控えていただき、術後の経過をみてからとなります。 術後の腫れは1週間程度で引いていきます。 性交渉は2週間~3週間後までお控えください。 術後は切開部にガーゼをテープで固定してお帰りいただきます。 |
保険適応 | 適応外 |
注意事項 | 精液検査の結果が出るまでは必ず避妊してください。 パイプカット手術は原則として以下の条件に当てはまる方が対象となります。 ・30才以上の方 ・お子様が1人以上いらっしゃる方 ・奥様の同意が頂ける方 基本的には上記条件に当てはまる方が対象となりますが、例外もございますので詳細はご相談ください。 ごく稀に切断された精管が自然に開通し、精液に精子が混ざってしまうことがございますので、予めご了承下さい。 パイプカット手術から年数が経つと精巣の精子を作る能力が低下する可能性がございます。 手術後しばらくは手術箇所に刺激を与えないよう、陰嚢を固定しやすいブリーフやボクサーパンツの着用が望ましいです。 |
精巣で作られた精子は自然に体内に吸収されるため、お体に影響はございません。
手術では陰嚢を切開しますが、この部位は感覚が鈍く、麻酔もしますので、強い痛みはありません。
陰嚢はしわの多い部位ですので、あまり目立ちません。
一度手術を受けてしまうと再度手術をして元に戻すことは非常に困難ですので、よく検討の上、手術を受けられることをお勧めします。
女性の避妊手術として、卵管結紮術が行われています。腹腔鏡という内視鏡を挿入して行う方法と開腹して手術する方法がありますが、いずれの場合も全身麻酔で行われ入院が必要になります。また、女性の避妊手術は男性に比べ、麻酔や手術の危険性も大きく合併症などのリスクもあることから、男性の避妊手術よりも、女性の避妊手術は、身体への負担も大きな手術と言えます。
手術後は精液の中に精子は含まれなくなりますが、精液は手術前と変わらず同様に出るため射精に問題はありません。精子の生産量はパイプカット後、徐々に減少しますが、男性ホルモンの生産量に影響ありません。
精嚢にはパイプカットの手術をする前に蓄えられていた精子が存在しますので、精液に精子が存在しないことを確認するまでは避妊が必要になります。パイプカットの手術後、精嚢に蓄えられていた精子が排出される頃を見計らって精液検査を行います。術後1ヶ月以降、おおよそ15回ほど射精した頃が目安となります。
術後の腫れは1週間程度で引いていきます。重労働でなければ手術当日より、お仕事も可能です。