

肝斑・炎症性色素沈着・老人性色素沈着・雀卵斑(ソバカス)などに効果があります。
削皮術やレーザー照射後に2種類の薬剤を塗ることで、施術後の一時的な炎症性色素沈着を防ぎシミの再発防止にもなります。
ニキビやニキビ跡、小じわにも効果があります。
色の薄いシミなどは早い方で1ヵ月ほどで消えていきますが、シミの状態によっては数ヵ月と時間のかかる場合もあります。
盛り上がりのあるシミの場合など状態によってはレーザーや削皮や電気乾固での治療の方が適してる場合があります。
ハイドロキノンにアレルギーをお持ちの方はこの治療はできません。
外用薬を塗布した部位は赤くなったりヒリヒリするなどの症状が現れ、古い角質の剥脱が起きる際にポロポロと皮が剥けるような状態になることがあります
施術時間 | ご自身で薬剤を塗布する治療です |
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麻酔・麻酔方法 | ありません |
通院日 | 外用薬の処方時 |
通院回数 | 1回~(ご状態によります) |
抜糸 | ありません |
入浴 | 当日から可能 |
洗顔・化粧 | 当日から可能 |
ダウンタイム | 個人差はありますが、外用薬を開始して2~3日くらいで使用部位に赤みが発現し、ポロポロと古い角質の剥脱などの反応が起こります。 通常通りお化粧もできますが、反応が起きてる時は特にしっかりと日焼け止めをご使用ください。 |
保険適応 | 適応外 |
注意事項 | トレチノインやハイドロキノンは光や熱に弱く、劣化が早い薬剤のため密封して冷蔵庫に保管しなるべく早くご使用ください。 薬剤を塗布した部位は、角質の剥脱が起こるため一時的にバリアー機能が弱くなっています。この間は日焼け止めを必ずご使用いただき、しっかり紫外線を遮断してください。 ハイドロキノンにアレルギーをお持ちの方はご使用になれません。 妊婦に対してはトレチノインの外用薬治療の安全性は立証されておりませんので、妊婦及び出産計画のある方はトレチノインのご使用は避けてください。 |
トレチノインが現在のシミの原因となっているメラニンを排出し、ハイドロキノンは新たなシミを作らないようメラニン生成の抑制をします。
また、ハイドロキノンだけでは浸透しにくく、トレチノインを併用することでお肌への浸透力を高めていますので、両方お使いいただいた方が大きな効果が得られます。
効果が出るまでは肌質やシミの状態によって差がありますが、薄いシミなどは1~3ヵ月くらいで徐々に改善していきます。濃いシミの場合は3ヵ月以上かかる場合もあります。
外用薬を塗布した部位は赤くなったりヒリヒリしたりする反応が出ることがあり、古い角質が剥がれるときにポロポロと皮膚が剥ける場合もあります。
これらの反応が徐々に治まるにつれてシミも薄くなっていきますが、強く反応が出過ぎた場合は医師の診察を受けてください。
この間は紫外線を遮断することが重要なため日焼け止めを使用し、お化粧で赤みをカバーすることをお勧めします
ハイドロキノンは新たなシミを作らないようにメラニン生成の制御をしますので、高い美白効果が期待でき、ほとんどのシミに対して使用できます。
ハイドロキノンは美白剤の一種で、一般的な美白成分のアルブチンやコウジ酸などに比べ約100倍の美白作用があるといわれています。
シミの原因であるメラニンを生成する際の酵素活動を抑え新たなメラニンの生成を制御します。
ハイドロキノンにアレルギーをお持ちの方はご使用になれません。
妊婦に対してはトレチノインの外用薬治療の安全性は立証されておりませんので、妊婦及び出産計画のある方はトレチノインのご使用は避けてください。
両方お使いいただいた方が大きな効果が得られます。
夜のスキンケア後に患部にだけトレチノインを薄く塗布します。
ハイドロキノンと併用の場合はその後ハイドロキノンをトレチノインよりやや広めにあまり白くならない程度に塗布します。
使用後約2週間後をピークに赤みが生じますが、だんだんと肌が薬になれてきて、赤みも治まっていきます。
盛り上がりのあるシミの場合など状態によってはレーザーや削皮、電気乾固での治療の方が適している場合があります。
レーザー照射後に2種類の薬剤を塗ることで、施術後の一時的な炎症性色素沈着を防ぎシミの再発防止にもなります。
2~3ヵ月で、その後1ヵ月以上の休薬期間を設けてください。