スレッドリフトとは?糸を使ったリフトアップ

メスを使わないスレッドリフト(糸リフト)

治療方法(施術内容・治療について)

  • ショッピングリフトやプリマリフトとも呼ばれるスレッドリフトは、重力によって垂れ下がった顔のたるみに特殊な糸を皮膚の中に入れることで、たるみを引き上げるフェイスリフトとは異なる「切らないリフトアップ術」 です。
  • 手術で使用する特殊な糸は中央に向かって毛羽立ちがあり、ギザギザの 「かえし」 がついています。
  • この 「かえし」 ついているため、手を離しても「かえし」が引っかかり皮膚をつまんだ状態に保ち、リフティング効果を得ることができます。
  • 特にホホのたるみに効果があり、ほうれい線のようなシワも浅くなります。
  • 特殊な糸を針で皮下へ通し下垂した皮下組織に糸を引っかける簡単なリフトアップ術のため、少量の局所麻酔で短時間に終わります。
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  • 手術で使用する特殊な糸は中央に向かって毛羽立ちがあり、ギザギザの 「かえし」 がついています。
  • この 「かえし」 ついているため、手を離しても「かえし」が引っかかり皮膚をつまんだ状態に保ち、リフティング効果を得ることができます。
  • 特にホホのたるみに効果があり、ほうれい線のようなシワも浅くなります。
  • 特殊な糸を針で皮下へ通し下垂した皮下組織に糸を引っかける簡単なリフトアップ術のため、少量の局所麻酔で短時間に終わります。
  • スレッドリフトの糸はポリ乳酸から作られており、医療でよく使用されている糸と同じです。糸自体が吸収性のため、いずれ体内で吸収され自然と溶けてなくなります。
  • 体内に糸が残らないため安全性が高く、フェイスリフトなどと比べても値段設定の安い施術ですので、どなたにも安心して受けていただけるリフトアップ術です。
  • 糸を入れる深さは、浅すぎても深すぎても効果を得られる結果につながりません。施術中は感触だけを頼りに糸を入れていきますので、術者の技量が求められる手術です。
  • 手術直後は、皮膚に針を通した際にできる赤い点状の針跡が何ヶ所か残りますが、数日で消えていきます。針跡はお化粧でカバーできる程度の小さいものです。
  • スレッドリフトは術後の腫れがほとんどないため、手術後すぐにお帰りいただけるダウンタイムの少ない手術です。
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スレッドリフト(糸リフト)の効果

スレッドリフトの効果は個人差がありますが、2~3年の効果と言われています。

スレッドリフトの糸は8~12ヶ月で体内に吸収されますが、皮下組織に糸を挿入することで糸のまわりにコラーゲンが増産されるため、糸が溶けてなくなってもリフトアップ効果は持続すると言われています。

皮膚を切らないので身体への負担も少なく糸に対する副作用もありません。

スレッドリフトはホホのたるみのほか、ほうれい線・額・首・コメカミなどのリフトアップ術を行う事も可能です。たるみはもちろん、シワが浅くなる効果もあります。

スレッドリフトはたるんだ皮膚をつまんで持ち上げるため、老化によってこけてしまったホホをふっくらさせることもできます。

スレッドリフト(糸リフト)のデメリット

スレッドリフトの糸は時間の経過とともに体内で吸収されるため、いずれは元に戻っていきます。

たるみが大きいとスレッドリフトだけでは対応できない場合があります。

顔の動きが激しいと、後になって皮膚の表面から糸が出てくることがあります。

スレッドリフトはつまみあげる方法なので、たるみは改善できてもシワを消すほどの効果は期待できません。

術後は部分的につまんでいる状態なのでくぼみが生じ違和感を感じることがありますが、時間とともに落ち着いてきます。

基本情報

施術時間30分~
麻酔・麻酔方法局所麻酔
通院日経過診察
通院回数1~3回
抜糸ありません
入浴当日から可能
洗顔・化粧洗顔/当日から可能 (患部は強くこすらない)
化粧/翌日から可能 (患部は強くこすらない)
ダウンタイム針跡は数日で消えていきます。まれに内出血が起きた場合でも2週間位で徐々に治っていきます。

引き上げ効果を強くすると、一時的に針跡の部分に凹みが出る場合があります。時間の経過とともに凹みはなくなります。

針跡が気になるようであればマスクの着用をお勧めします。
保険適応適応外
注意事項糸が組織に固定されるまでの数日間は、お顔をあまり動かさないよう気を付けて下さい。また、マッサージも控えてください。

糸が固定されるまでにお顔を大きく動かしたりしますと、組織に引っかかている糸が外れて引き上げる効果が少なくなります。
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よくある質問

スレッドリフトの持続期間はどれくらい続きますか?

個人差がありますが2年~3年効果があると言われています。
スレットリフトの糸は8ヵ月~12ヵ月で体内に吸収されますが、組織に糸を挿入することで糸のまわりにコラーゲンが増産されるため、糸が溶けてなくなってもリフトアップ効果は持続すると言われています。

スレッドリフトはどのような施術ですか?

スレッドリフトとは重力によって垂れ下がった顔に特殊な糸を皮膚の中に入れることによってたるみを引き上げるフェイスリフトとは異なる『切らないリフトアップ術』です。

スレッドリフトにはどのような種類の糸がありますか?

いろいろな糸があります。コグ(トゲ)付きの糸やトゲなしの糸、固定をしっかりする糸など様々です。

他院でスレッドリフトを受けました。失敗しているようなのですが、見ていただく事は可能ですか?

はい、診察可能ですので医師にお問い合わせください。

スレッドリフトの治療後のダウンタイムはありますか?

針跡は数日で消えていきます。
まれに内出血がおきた場合でも2週間程で徐々に治っていきます。

一度治療をした後、後日追加で治療することはできますか?

更に効果を高める場合や部位を変えて治療する場合など追加可能です。
同じ箇所への追加は、半年程時間をあけて糸が軟らかくなってから追加することができます。

糸が出てきたらどうすれば良いですか?

顔の動きによって埋没している糸が出てきたら、糸の出ている部分だけカットしますので診察にいらしてください。

術後の痛みはどのくらい続きますか?

麻酔が切れるとつっぱり感、違和感など感じる場合があります。痛みも個人差がありますが、我慢できないほどの痛みが出ることはありません。また、違和感なども1週間前後でほとんどの方はなくなります。

スレッドリフトの施術後に注意することはありますか?

糸が組織に固定されるまでの数日間はあまり顔を動かさず、マッサージも控えてください。

スレッドリフトの溶ける糸と溶けない糸の違いはなんですか?

溶ける糸は徐々に体内に吸収されるので安心安全な点がメリットでもあります。
溶けない糸は溶ける糸よりも持ちは良いのですが、問題がある時は、糸を取り出す手術が必要となります。