乳輪縮小

乳輪縮小

治療方法(施術内容・治療について)

  • バスト全体に比べて乳輪が大きすぎる、また、授乳やバストの成長と共に乳輪が広がってしまうことを 「 乳輪肥大 」 といいます。
  • その肥大した乳輪を乳房とのバランスをみながら小さくする手術を乳輪縮小術と言います。
  • 乳輪縮小の手術には外側を切開する方法と内側を切開する方法と2つの方法がありますが、どちらの方法も乳腺を傷つけることなく授乳に影響はありません。

【 外側を切開する方法 】

  • 乳輪の外側をドーナツ型に丸く切除し乳輪のサイズを調整します。内側を切開するよりも広範囲に切除できるため大きな効果があります。
  • 乳輪の外側部分を切除するため、グラデーション部分がなくなり乳房と乳輪の境目がハッキリとした乳輪になります。
  • 外側を切開した場合は傷が乳輪の外周にできるため、内側を切開する方法よりも目立つ場合があります。

【 内側を切開する方法 】

  • 乳頭基底部を切開して乳輪を縮めます。外側を切開するよりも切除範囲は小さくなるため、大きな効果は望めません。
  • 内側を切開した場合は、乳頭の付け根と乳輪の境目に傷ができます。乳輪外周よりも傷は目立ちにくい乳輪の中になります。
  • 乳頭基底部を切開して乳輪を縮小するため、手術前よりも乳頭の高さが低くなる場合があります。

効果

乳輪縮小術は乳房にあったバランスの良い乳輪にすることができます。

乳腺を傷つけることはありませんので、授乳する際にも影響はありません。

デメリット

乳輪の外側で切開すると境目にあるグラデーション部分がなくなるため、乳輪の色によってはくっきりとし過ぎる場合があります。

乳輪の内側で切開すると乳頭の高さが低くなったり、傷跡が目立つ場合があります。

基本情報

施術時間60分
麻酔・麻酔方法局所麻酔
通院日翌日/抜糸/経過診察
通院回数3回
抜糸1週間後
入浴シャワー : 当日 ( 患部を濡らさないように )

入浴  :  抜糸後  医師の指示によります 
洗顔・化粧特に制限はありません
ダウンタイム乳輪周辺に内出血が現れる場合がありますが、2週間くらいで徐々に消えて治っていきます。

縫合した部分には黒い糸がついています。抜糸まではガーゼ固定をする場合があります。
保険適応適応外
注意事項抜糸まで糸がついているため引っかけないように気を付けてください。

糸を引っかけたり、縫合した傷がこすれないように下着を着用する際には気を付けてください。
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よくある質問

乳輪と乳首を小さくする手術は同時にできますか?

乳輪縮小と乳頭縮小の手術を同時に行うことは可能です。
どちらの手術も乳房全体とそれぞれのバランスを見ながら手術を行います。また、同時に手術を行っても術後のダウンタイムは同じくらいなので、乳首の大きさも気になるようでしたら治療はご一緒に検討された方が良いかと思います。

男性でも手術は受けられますか?

はい。
乳輪の大きさで悩んでいるのは女性ばかりではなく、男性の方もいらっしゃいます。
手術は性別に関係なくできますので、どうぞお気軽にご相談ください。

手術した後に乳輪の大きさが元に戻ることはありますか?

乳輪部分の皮膚を切って取り除きますので、元に戻ることはありません。

乳輪縮小手術の傷跡は残りますか?

外側を切開した場合は傷が乳輪の外周にできるため、目立つ場合があります。内側を切開した場合は乳頭の付け根と乳輪の境目に傷ができますので、乳輪外周よりも傷は目立ちにくい乳輪の中になります。

乳輪縮小手術の痛みはありますか?

手術中は麻酔を行いますので痛みはございません。

乳輪縮小手術後、乳首の感覚が鈍くなることはありますか?

乳頭の感覚に変化が生じることはありません。

乳輪縮小手術後は腫れますか?

個人差がありますが7~14日間程度、乳輪・乳頭周囲に出る可能性があります。

乳輪縮小手術後も授乳はできますか?

乳腺を傷つけることはありませんので、授乳する際にも影響はありません。