ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射
治療方法(施術内容・治療について)
■ヒアルロン酸とは?
- ヒアルロン酸は美肌には欠かせないムコ多糖類とよばれる栄養素の一種で、特に関節や眼球に多く皮フにも含まれ骨と骨の間の動きを滑らかにする潤滑作用や緩衝作用、皮フのみずみずしさやハリを保つ働きをしています。
- ヒアルロン酸は、ほうれい線や目の下のくぼみ、クマ、たるみ、涙袋といった目元のシワ取り、バストアップ(豊胸)などの美容面や関節炎・ドライアイ治療の健康面など、さまざまな用途で利用されています。
- 体内のヒアルロン酸量は20才を100%とすると、30才では65%、50才で45%、60才では25%と加齢とともに減少していきます。
- 皮フの真皮層に含まれるヒアルロン酸は0.2%程度ですが、ヒアルロン酸が減少すると肌の水分が失われ、ハリがなくなり乾燥肌やシミ、シワなどの原因になります。
■ヒアルロン酸の特徴
- ヒアルロン酸は体内のいたるところに存在している保湿・弾力の働きを持つ成分で、わずか1gで6ℓもの水分を保持することできるほど保水力に優れています。
- ヒアルロン酸は注入した後に体内の水分を吸収し膨らむことでシワの凸凹を滑らかにしてくれます。
- 注入で使用されるほとんどのヒアルロン酸は細菌(グラム陽性球菌)を培養して作られ、アレルギー反応といった副作用を起こしにくいためテスト不要で当日注入が可能です。
- 現在流通しているヒアルロン酸製剤は種類が多く、あらゆる部位や目的にも対応でき、シワはもちろんほうれい線、目の下のたるみ・くぼみ、ホホの凹みやアゴ、鼻、唇などのボリュームアップにも効果的です。
- ヒアルロン酸は膨らむ性質があるのでコラーゲンのように盛り上がるくらいに注入すると凸凹が目立つことがあります。ヒアルロン酸の特性を活かし真皮層から皮下組織にかけて目的・濃度によって膨張率を計算しながら注入する量や深さをコントロールします。
- ヒアルロン酸は種類によって濃度・膨張率などが異なるため、皮フの厚さやシワの深さで適切なヒアルロン酸を選択し、ヒアルロン酸の種類によって、注入する深さを変えなくては、満足できる結果にはつながりません。
- また、ヒアルロン酸は分解する注射があるため、仕上がりに満足できない場合は 「ヒアルロン酸分解酵素」 の注射を打てば数日で元に戻すことができるのも気軽に試せる理由のひとつです。
ヒアルロン酸注射はこんなお悩みを持つ方におすすめ
- ほうれい線が気になる
- 目元のしわが気になる
- ゴルゴラインを改善したい
- マリオットラインが気になる
- こめかみの凹みが気になる
- あごが小さく形を整えたい
- 口元のシワを改善したい
- 唇をふっくらボリュームアップさせたい
- 鼻筋を高くしたい
- あご先をシャープにしたい
- 涙袋を作りたい
- バストアップしたい
神田美容外科形成外科医院が選ばれる理由
海外で評価される、指導的な役割を果たす医師が担当
「注入剤によるシワ取り治療」に関する実践的な講義や講演、セミナーを通じて臨床医を指導するとともに、国内外で開催される美容外科学会での発表や、医師向けの教科書などの執筆にも積極的に取り組み、美容医療の進歩・発展に寄与しています。
ヒアルロン酸注入においては、患者様のお悩みや肌の状態を診断し、注入箇所、深さ、適切な量を考慮しながら施術を行います。ゆで卵の表面に薄い皮膜があっても針が当たらないような技術と、注射の間隔を0.1ミリ単位で微細なコントロールが求めらる注入技術は、数多くの施術の経験と実績に支えられております。
ヒアルロン酸注射の効果
注入剤の種類や個人差によって効果の持続期間は異なりますが、約1年前後です。
アレルギーテストが必要ないといわれている副作用の少ない注入剤なので、誰にでも手軽にシワ治療を受けていただけます。
人に気づかれずにシワ治療をしたい人やほうれい線、目の下のたるみ、唇のような陥没部位などのボリュームアップをしたい方へのアンチエイジングとしてお勧めです。
注入剤の種類が多くあらゆるシワや凹みまで対応可能です。目の周囲はコラーゲンの方が良いとされていますが、低濃度のヒアルロン酸で代用することも可能です。
定期的に注入することでシワの進行を遅らせることができます。
ヒアルロン酸注射(注入)の症例写真はこちらにて掲載しております。
ヒアルロン酸注入できる顔の部位
- おでこ(額)
- こめかみ
- 目の下
- 頬
- ほうれい線
- 唇
- 眉間
- 目尻
- 涙袋
- 鼻
- アゴ
額、眉間、目尻、笑いジワ、ほうれい線などは、年齢とともにシワが目立ちやすくなる部位です。また、鼻やあご、こめかみ、唇、涙袋も人気の部位です。
ヒアルロン酸を打ち続けたときのメリット
ヒアルロン酸は注入後、徐々に体内に吸収されていきます。しかし、効果がなくなったと感じても、すべてのヒアルロン酸が完全に吸収されるわけではありません。
再度で注入した場合、残ったヒアルロン酸が土台となり、吸収されにくくなります。そのため、繰り返し注入することで、効果が長持ちし、注入の間隔も徐々に長くなっていきます。医師の判断の下、注入する最適な量と正しい治療間隔で繰り返すことでそ理想の効果が得られるようになります。
ヒアルロン酸注射の効果期間
使用する薬剤に低架橋や高架橋の違いはありますが、ヒアルロン酸注入後、低架橋で1~2か月、高架橋で1年以上は効果が持続します。注入後は徐々に体内に吸収されるため、継続して効果を実感したい方は、定期的に繰り返し施術を受けることをおすすめします。
ただし、ヒアルロン酸の効果の持続期間には個人差があります。注入する部位や製剤の種類、注入量によって異なるため医師とご相談の上、治療方針を決定しましょう。
ヒアルロン酸を長持ちさせる方法
気軽に受けられるヒアルロン酸注射ですが、いくつか長く効果を維持する方法があります。
品質の高いヒアルロン酸を選ぶ
ヒアルロン酸にはいくつかの種類があります。
極端に低価格なヒアルロン酸では、品質が保証されていない製材を使用している場合がありますので、治療を受ける前によく確認しましょう。
技術力の高いドクターの施術を受ける
ヒアルロン酸による治療は、注射だけでできる手軽な治療が特徴ですが、仕上がりの美しさや持続時間の長さなどを求めるのであれば、高い技術を持った医師が施術してもらう行うことが大切になります。
繰り返しヒアルロン酸注射の治療を受ける
ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されますが、繰り返し注入することでヒアルロン酸の周りにコラーゲンの膜ができ、吸収を抑制して効果を長持ちさせることができます。
適切な期間を開けて定期的に治療することで効果を長持ちさせることができます。
施術の流れ-ヒアルロン酸注射
Step1 前日(準備)
いつも通りお過ごしください。
注入後は針跡等が見える場合がございますので、気になる場合はマスク・サングラス・帽子・化粧品等をご持参ください。
Step2 カウンセリング
わかりやすく丁寧なカウンセリングを行います。
望む印象などヒアリングし、最適な治療をご提案いたします。
また治療の流れや方法・料金・術後のアフターケアまでご説明いたします。
Step3 洗顔
施術前に注入する部位の洗顔を行っていただきます。
当院では、クレンジング・洗顔・タオルのご用意がございます。使い慣れた物をご希望の場合はご持参ください。
Step4 マーキング
治療したい部位をカウンセリングしながら、医師がマーキングを行います。
Step5 麻酔
注入方法により表面麻酔 or神経ブロック麻酔を行います。
表面麻酔は30分程度お待ち頂ければ麻酔の効果が出てきます。
1点から注入する場合は麻酔を行わない場合もあります。(痛みの少ない方法ですが、ご心配の方はご相談ください)
Step6 施術
注入部位・範囲によりますが、15分程度で治療は完了します。
細かく注射をする場合は針跡や内出血がでる場合もありますが、2週間程度で消失します。
Step7 施術直後
軟膏の上から、パウダーでのお化粧を行う事が可能です。
液体の化粧品は、施術後2~3時間はお控えください。
Step8 注入後の過ごし方
注入部位のマッサージ、レーザー、ハイフ等は吸収が早まる事がありますので、数日控えてください。
その他は通常通り生活していただいてかまいません。
何か気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
ヒアルロン酸注射のデメリット
ヒアルロン酸は注入剤の材質や個人差によって注入部位が暗紫色(黒っぽく)に見えたり、しこりのような違和感を感じることがあります。
ヒアルロン酸は濃度が高いほど効果の持続は長くなりますが、皮フの浅いところへ注入すると凸凹が目立ちキレイに仕上がりません。
皮フの真皮層に存在するヒアルロン酸は、コラーゲンの70%に対し0.2%しか含まれたないため、肌へなじむ感じがコラーゲンよりも劣ることがあります。
たるみが大きいと注入だけでは改善できないケースがあり、状態によっては脂肪注入やPRP注入が良い場合もあります。
ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなるのか
ヒアルロン酸の継続的な注入自体による副作用はありません。ただし、ヒアルロン酸は時間が経つと体内に吸収されるため、しばらくすると効果がなくなります。
そのため効果が薄れてきたと感じたら、再度ヒアルロン酸注入を検討する方もいらっしゃいます。
短期間にヒアルロン酸を打ち過ぎると、治療部位の凹凸や皮膚の伸び、しこりなどの不自然な仕上がりや副作用、依存のリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。
ほうれい線のヒアルロン酸注射のデメリット
ヒアルロン酸の効果は永久的ではない
ヒアルロン酸注入の効果の持続期間は低架橋で1~2か月、高架橋で1年以上です。ヒアルロン酸注射でほうれい線を消す効果を永久的に維持するためには、注射を繰り返し行う必要があります。
不自然な仕上がりになる
ヒアルロン酸の注入量が多すぎたり、お顔全体のバランスを見ないで注入した場合、仕上がりが不自然になる、デコボコになることがあります。これは、医師の技術や経験不足によって起こることなので、しっかりした症例数があり、経験のある医師・クリニックを選ぶことが大切です。
当院で使用しているヒアルロン酸製剤リスト
CLEVIEL Contour(クレヴィエル・コントア)
適応部位 | 鼻、アゴ |
固さ・特徴 | 高濃度のヒアルロン酸50mg/ml(従来のヒアルロン酸の約2倍の濃度) 非常に優れた粘性と弾性の実現 注入後の腫れの軽減・副作用の軽減 |
持続年数 | 約1年~2年前後 |
CLEVIEL Prime(クレヴィエル・プライム)
適応部位 | 額、涙袋、頬、こめかみ、法令線 |
固さ・特徴 | 中間程度の架橋ヒアルロン酸製剤 |
持続年数 | 半年から1年程度 |
ヒアルロニカ
適応部位 | 額、涙袋、頬、こめかみ、法令線 |
固さ・特徴 | 中間程度の架橋ヒアルロン酸製剤 |
持続年数 | 半年から1年程度 |
エセリス
適応部位 | 額、涙袋、頬、こめかみ、法令線 |
固さ・特徴 | 中間程度の架橋ヒアルロン酸製剤 |
持続年数 | 半年から1年程度 |
High Ju
適応部位 | 真皮 |
固さ・特徴 | 無架橋のヒアルロン酸製剤 水光注射の材料として用いる |
持続年数 | 数カ月 |
ジュビダーム
適応部位 | 額、涙袋、頬、こめかみ、法令線 |
固さ・特徴 | 中間程度の架橋ヒアルロン酸製剤 |
持続年数 | 半年から1年程度 |
レスチレン
適応部位 | 額、涙袋、頬、こめかみ、法令線 |
固さ・特徴 | 中間程度の架橋ヒアルロン酸製剤 |
持続年数 | 半年から1年程度 |
テオシアル
適応部位 | 額、涙袋、頬、こめかみ、法令線 |
固さ・特徴 | 中間程度の架橋ヒアルロン酸製剤 |
持続年数 | 半年から1年程度 |
サージダーム
適応部位 | |
固さ・特徴 | ジュビダームと同様の製品 |
持続年数 | 半年から1年 |
ヒアルロン酸注射の患者様の声
ほうれい線が気になってヒアルロン酸注射をお願いしました。:30代 女性
30代になってから、顔のたるみ、特にほうれい線が気になるようになりました。ほうれい線は深くなっていて、メイクで隠せないほどでした。糸のスレッドリフトは抵抗があり、レーザーやマッサージを試してみましたが、効果が実感できませんでした。思い切ってヒアルロン酸を注入してもらい、ほうれい線が目立たなくなりました。
カウンセリングで先生の説明がとても丁寧で分かりやすく、メリット・デメリットも説明してもらえたので安心でした。
ヒアルロン酸を首のシワに入れました。:40代 女性
首のシワが気になり、ヒアルロン酸注射を受けました。内出血もなく、直後でも変化がわかりますが、数日経つとヒアルロン酸がなじんできます。
先生がとても丁寧に、細かく悩みを聞いてくれたので、安心して施術を受けることができました。ヒアルロン酸注射のメリット・デメリットもわかりやすく教えてくれ、費用もきっちり教えてくれました。
ヒアルロン酸注射を受けるのは初めてでしたが、印象が全然違うのでやってよかったと思います。
長年、ほうれい線に悩んでいました。:50代 女性
40代ぐらいからほうれい線が目立ってきて、顔が老けて見えるのに悩んでいました。ヒアルロン酸注射は内出血もなく、注射した部分の赤みも化粧をすると目立たなくなります。翌日はマスクなしで出勤しましたが、全く目立ちません。
征矢野院長のメッセージ
当院では「医師によるカウンセリング」を大切にしています。
ヒアルロン酸には様々な種類があります。それぞれ硬さ・粘度・粒子の大きさを変えた特長の違いますが、目的・部位により使用するヒアルロン酸は異なります。目の下など皮膚の薄い部分のシワには、低濃度のヒアルロン酸を使用することも可能です。
注入技術は、ゆで卵の表面に薄い皮膜があっても針が当たらないような技術と、注射の間隔は0.1ミリ単位で、状況に応じて微小にコントロールする技術も必要です。そうして初めて、自然な状態でシワが消え、長期間吸収されずに、いつまでも若々しい肌を保つことができます。
当院ではお顔のバランス、骨格や症状に合わせたデザインと、持続性や安全性、仕上がり具合など、患者様のご要望に合わせて最適なご提案を行っております。また治療の流れや治療方法、術後のアフターケアまで丁寧にご説明しております。
基本情報と注意事項
施術時間 | 15分前後 ( 注入部位・範囲によります ) |
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麻酔・麻酔方法 | 表面麻酔 or神経ブロック麻酔 |
通院日 | 注入/補正 (補正チェック期間を1ヵ月間設けております。部位請負制で治療されている方は、期間内は何回でも同部位への補正注入が再診料で受けられます) |
通院回数・頻度 | 2~3回 |
抜糸 | ありません |
風呂 | 当日から入浴可能です |
洗顔・化粧 | 当日から ( 注入後30分で化粧パウダーの使用が可能です。通常のメイクは3時間後に行えます ) |
ダウンタイム | 注入後赤みのある針跡が数日続く場合がありますが、メイクで隠せる程度です。 稀に内出血が起きる場合もありますが、2週間程度で徐々に消えていきます。 |
保険適応 | 適応外 |
注意事項 | 注入部位を強くこすったり、マッサージを行ったりすると吸収が早まることがありますので、注入後のマッサージは数日間控えたほうが良いでしょう。 副作用としては、約3%の人がアレルギー反応を起こすため事前に皮内テストが必要です。 注入直後の針跡が気になるようであれば、お帰りの際にはマスク、メガネの着用をお勧めします。 注入した部位はなるべく直射日光を避けて、日焼け止めをご使用ください。 |
よくある質問
- ヒアルロン酸注射は保険適用できますか?
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保険適用はありません。
間接内に注入するヒアルロン酸は架橋していない間接注入専用のものは保険適用になりますが、美容効果がございません。 - ヒアルロン酸注射を打つ場所によって料金(値段)は異なりますか?
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原則同じですが、やや高価なヒアルロン酸もあります。
使用する部位により架橋程度の違うもを使用する場合、料金が異なる場合がございます。 - 値段の安いヒアルロン酸注射は失敗するのではないかと心配です。
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ヒアルロン酸注射を行う際には、ご自身が納得するまで担当医師と相談を行ってから始めてください。
値段が安いという事は、大量の患者様をスピーディに施術しなければならない事が多いので、経験豊富な信頼のおける医師のもとでヒアルロン酸注射を行う事をおすすめいたします。 - ヒアルロン酸を注入後の持続期間はどのくらいですか?
-
ヒアルロン酸製剤は低架橋から高架橋も製剤があります。低架橋は1、2カ月程度持続します。高架橋は1年以上持続することがあります。治療部位や治療目的による使い分けが必要なので、すべての部位に高架橋のものが使用できる訳ではありません。
- ヒアルロン酸注入にかかる施術時間はどのくらいですか?
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通常10分~15分程度です。麻酔クリームを塗らないことが多いので、短時間に終わることがあります。
- ヒアルロン酸注入はどのくらいの頻度で何回行えばいいですか?
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効果がおちてきたと感じるときに再度治療をうけます。上記の持続期間程度の間隔で行います。短ければ数カ月で長いと1年以上の間隔になります。
- ヒアルロン酸注入後における注意点はなんですか?
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注入後に若干膨らむ傾向がありますので、1週~4週程度膨らんだ感じをうけることがあります。ヒアルロン酸製剤は架橋といってヒアルロン酸分子の間にしっかりした橋渡し構造を入れてつくります。同じメーカーの製品でも、持続期間が異なる製剤を用意してあります。使用する目的により使い分けをします。形をはっきりさせたいときは高架橋を用い、薄めの皮膚には低架橋のものを使用します。
万が一凹凸が治らないときは、ヒアルロン酸分解酵素という、ヒアルロン酸を取り除くこともできますので、元に戻せます。 - ヒアルロン酸注射の痛みが怖いのですが、どのようなケアを行っていますか?
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麻酔クリームを事前に30分程度塗るだけで、痛みが減少します。部位にもよりますが、真皮の下層の脂肪組織は全く痛みを感じないこともあります。また通常カニューレという先が丸くなっている長い針を用いますので、あまり痛みを感じないことが多いです。
- ヒアルロン酸注入とコラーゲン注入の違いはなんですか?
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ヒアルロン酸は持ち上げ効果が大きいので、頬やコメカミの陥凹や隆鼻や隆顎に効果的です。細かい皺には凹凸ができて膨らみなどが目立つことがあります。また皺に効果が小さい場合があります。法令線や口角、頬のくぼみなどがよい適応になります。
- コラーゲンよりヒアルロン酸のほうが長持ちするってホントですか?
-
吸収の早いヒアルロン酸より、長持ちするコラーゲンもありますので、一概にヒアルロン酸が長持ちするとは限りません。どちらの注入剤にも共通して言えることは長持ちする注入剤ほど感触が硬かったり、凸凹が目立ちやすいなど仕上がりがキレイではありません。シワの深さや皮フの厚さに合わせて、それぞれの特性を活かした注入剤を選択することが重要です。
- 永久的に効果が続くヒアルロン酸があると聞きましたがホントですか?
-
「永久的な効果」とうたわれている注入剤は「非吸収性注入剤」といわれ、名前の通り吸収されず体内に留まり続ける異物を含んだ注入剤です。注入剤に含まれている異物は一度注入してしまうと分解吸収されないため、打ち続けるという必要はありませんが、と元に戻すことができず除去することが難しとされています。場合によっては体内に悪影響を及ぼすことも考えられます。当院では安全性の面から、このような非吸収性の注入剤は取り扱っておりません。
- ヒアルロン酸とコラーゲンはどう違うのですか?
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ウシコラーゲンもヒアルロン酸も同じ吸収性の注入剤ですが、それぞれ異なる特性があります。
ウシコラーゲンは皮内テストをクリアするまでに4週間の経過観察が必要ですが、自然で違和感のない仕上がりです。それに比べて、ヒアルロン酸はテストいらずで当日注入ができる反面、感触や色味に違和感を感じる場合があります。どちらもメリット、デメリットがあるので上手く使い分けることがベストでしょう。 - 妊娠中にシワの注入治療を受けられますか?
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妊娠中、授乳中時の治療はコラーゲンのほかヒアルロン酸、ボトックス全てにおいて治療の安全性が試験により確認されていないため、その期間は避けて治療を受けられることをお勧めします。
- 顔にヒアルロン酸を入れるとどうなりますか?
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しわが気になる部分の真皮にヒアルロン酸を注入することで、皮膚が内側から持ち上げられてボリュームアップし、しわの溝が埋まって目立たなくなります。おでこや目元、口元のしわの改善の他、ほうれい線やアゴなどお顔全体にヒアルロン酸注入を行うことで、自然で若々しい印象に改善する効果が期待できます。
- ヒアルロン酸を打ち続けるとどうなりますか?
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ヒアルロン酸の継続的に打ち続けることによる副作用はありません。ただし、ヒアルロン酸は時間経過と共に体内に吸収されて徐々に効果がなくなります。そのため効果を感じなくなってきたら、再度ヒアルロン酸注入を受ける事をお勧めします。
短期間にヒアルロン酸を繰り返して打つと、注入部位の凹凸や皮膚の伸び、しこりなどの不自然な仕上がりや依存のリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。 - ヒアルロン酸注射の副作用はありますか?
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ヒアルロン酸注射は内出血が起きる場合がありますが、2週間程度で徐々に消えていきます。
また、注入剤の材質によって注入部位が暗紫色(黒っぽく)に見えたり、しこりのような違和感を感じることがありますが、徐々に馴染んでいきます。※個人差があります。 - ヒアルロン酸はどんな症状に効果がありますか?
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ヒアルロン酸はほうれい線、頬、口元のシワ、や目の下の凹み、たるみなどの目元にシワ、涙袋、バストアップ、唇のボリュームアップ、鼻やあごのラインなどの美容面や膝などの関節炎・ドライアイ治療の健康面などに効果が期待できます。
- ヒアルロン酸注射の効果いつまでですか?
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ヒアルロン酸は低架橋と高架橋で持続期間の違いがあります。低架橋で1~2か月、高架橋で1年以上の持続期間があります。注入後は徐々に体内に吸収されるため、継続して効果を実感したい方は、定期的に施術を受けることをおすすめします。