

■ヒアルロン酸とは?
■ヒアルロン酸の特徴
注入剤の種類や個人差によって効果期間は異なりますが、約1年前後の効果です。
アレルギーテストが必要ないといわれている副作用の少ない注入剤なので、誰にでも手軽にシワ治療を受けていただけます。
人に気づかれずにシワ治療をしたい人やほうれい線、目の下のたるみ、唇のような陥没部位などのボリュームアップをしたい方へのアンチエイジングとしてお勧めです。
注入剤の種類が多くあらゆるシワや凹みまで対応可能です。目の周囲はコラーゲンの方が良いとされていますが、低濃度のヒアルロン酸で代用することも可能です。
定期的に注入することでシワの進行を遅らせることができます。
症例写真はこちらにて掲載しております。
Step1 前日(準備)
いつも通りお過ごしください。
注入後は針跡等が見える場合がございますので、気になる場合はマスク・サングラス・帽子・化粧品等をご持参ください。
Step2 カウンセリング
わかりやすく丁寧なカウンセリングを行います。
望む印象などヒアリングし、最適な治療をご提案いたします。
また治療の流れや方法・料金・術後のアフターケアまでご説明いたします。
Step3 洗顔
施術前に注入する部位の洗顔を行っていただきます。
当院では、クレンジング・洗顔・タオルのご用意がございます。使い慣れた物をご希望の場合はご持参ください。
Step4 マーキング
治療したい部位をカウンセリングしながら、医師がマーキングを行います。
Step5 麻酔
注入方法により表面麻酔 or神経ブロック麻酔を行います。
表面麻酔は30分程度お待ち頂ければ麻酔の効果が出てきます。
1点から注入する場合は麻酔を行わない場合もあります。(痛みの少ない方法ですが、ご心配の方はご相談ください)
Step6 施術
注入部位・範囲によりますが、15分程度で治療は完了します。
細かく注射をする場合は針跡や内出血がでる場合もありますが、2週間程度で消失します。
Step7 施術直後
軟膏の上から、パウダーでのお化粧を行う事が可能です。
液体の化粧品は、施術後2~3時間はお控えください。
Step8 注入後の過ごし方
注入部位のマッサージ、レーザー、ハイフ等は吸収が早まる事がありますので、数日控えてください。
その他は通常通り生活していただいてかまいません。
何か気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
ヒアルロン酸は注入剤の材質や個人差によって注入部位が暗紫色(黒っぽく)に見えたり、しこりのような違和感を感じることがあります。
ヒアルロン酸は濃度が高いほど効果の持続は長くなりますが、皮フの浅いところへ注入すると凸凹が目立ちキレイに仕上がりません。
皮フの真皮層に存在するヒアルロン酸は、コラーゲンの70%に対し0.2%しか含まれたないため、肌へなじむ感じがコラーゲンよりも劣ることがあります。
たるみが大きいと注入だけでは改善できないケースがあり、状態によっては脂肪注入やPRP注入が良い場合もあります。
施術時間 | 15分前後 ( 注入部位・範囲によります ) |
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麻酔・麻酔方法 | 表面麻酔 or神経ブロック麻酔 |
通院日 | 注入/補正 (補正チェック期間を1ヵ月間設けております。部位請負制で治療されている方は、期間内は何回でも同部位への補正注入が再診料で受けられます) |
通院回数・頻度 | 2~3回 |
抜糸 | ありません |
風呂 | 当日から入浴可能です |
洗顔・化粧 | 当日から ( 注入後30分で化粧パウダーの使用が可能です。通常のメイクは3時間後に行えます ) |
ダウンタイム | 注入後赤みのある針跡が数日続く場合がありますが、メイクで隠せる程度です。 稀に内出血が起きる場合もありますが、2週間程度で徐々に消えていきます。 |
保険適応 | 適応外 |
注意事項 | 注入部位を強くこすったり、マッサージを行ったりすると吸収が早まることがありますので、注入後のマッサージは数日間控えたほうが良いでしょう。 副作用としては、約3%の人がアレルギー反応を起こすため事前に皮内テストが必要です。 注入直後の針跡が気になるようであれば、お帰りの際にはマスク、メガネの着用をお勧めします。 注入した部位はなるべく直射日光を避けて、日焼け止めをご使用ください。 |
保険適用はありません。
間接内に注入するヒアルロン酸は架橋していない間接注入専用のものは保険適用になりますが、美容効果がございません。
原則同じですが、やや高価なヒアルロン酸もあります。
使用する部位により架橋程度の違うもを使用する場合、料金が異なる場合がございます。
ヒアルロン酸注射を行う際には、ご自身が納得するまで担当医師と相談を行ってから始めてください。
値段が安いという事は、大量の患者様をスピーディに施術しなければならない事が多いので、経験豊富な信頼のおける医師のもとでヒアルロン酸注射を行う事をおすすめいたします。
ヒアルロン酸製剤も低架橋から高架橋も製剤があります。低架橋は1、2カ月程度ですが、高架橋は1年以上持続することがあります。治療部位や治療目的による使い分けが必要なので、すべての部位に高架橋のものが使用できる訳ではありません。
通常10分~15分程度です。麻酔クリームを塗らないことが多いので、短時間に終わることがあります。
効果がおちてきたと感じるときに再度治療をうけます。上記の持続期間程度の間隔で行います。短ければ数カ月で長いと1年以上の間隔になります。
注入後に若干膨らむ傾向がありますので、1週~4週程度膨らんだ感じをうけることがあります。ヒアルロン酸製剤は架橋といってヒアルロン酸分子の間にしっかりした橋渡し構造を入れてつくります。同じメーカーの製品でも、持続期間が異なる製剤を用意してあります。使用する目的により使い分けをします。形をはっきりさせたいときは高架橋を用い、薄めの皮膚には低架橋のものを使用します。
万が一凹凸が治らないときは、ヒアルロン酸分解酵素という、ヒアルロン酸を取り除くこともできますので、元に戻せます。
麻酔クリームを事前に30分程度塗るだけで、痛みが減少します。部位にもよりますが、真皮の下層の脂肪組織は全く痛みを感じないこともあります。また通常カニューレという先が丸くなっている長い針を用いますので、あまり痛みを感じないことが多いです。
ヒアルロン酸は持ち上げ効果が大きいので、頬やコメカミの陥凹や隆鼻や隆顎に効果的です。細かい皺には凹凸ができて膨らみなどが目立つことがあります。また皺に効果が小さい場合があります。法令線や口角、頬のくぼみなどがよい適応になります。
吸収の早いヒアルロン酸より、長持ちするコラーゲンもありますので、一概にヒアルロン酸が長持ちするとは限りません。どちらの注入剤にも共通して言えることは長持ちする注入剤ほど感触が硬かったり、凸凹が目立ちやすいなど仕上がりがキレイではありません。シワの深さや皮フの厚さに合わせて、それぞれの特性を活かした注入剤を選択することが重要です。
「永久的な効果」とうたわれている注入剤は「非吸収性注入剤」といわれ、名前の通り吸収されず体内に留まり続ける異物を含んだ注入剤です。注入剤に含まれている異物は一度注入してしまうと分解吸収されないため、打ち続けるという必要はありませんが、と元に戻すことができず除去することが難しとされています。場合によっては体内に悪影響を及ぼすことも考えられます。当院では安全性の面から、このような非吸収性の注入剤は取り扱っておりません。
ウシコラーゲンもヒアルロン酸も同じ吸収性の注入剤ですが、それぞれ異なる特性があります。
ウシコラーゲンは皮内テストをクリアするまでに4週間の経過観察が必要ですが、自然で違和感のない仕上がりです。それに比べて、ヒアルロン酸はテストいらずで当日注入ができる反面、感触や色味に違和感を感じる場合があります。どちらもメリット、デメリットがあるので上手く使い分けることがベストでしょう。
妊娠中、授乳中時の治療はコラーゲンのほかヒアルロン酸、ボトックス全てにおいて治療の安全性が試験により確認されていないため、その期間は避けて治療を受けられることをお勧めします。