目尻の笑いジワはなぜできる?笑うとシワが目立つ原因と改善方法

目尻の笑いジワはなぜできる?笑うとシワが目立つ原因と改善方法

目尻の笑いジワはなぜできる?笑うとシワが目立つ原因と改善方法

笑ったときに目尻にできるシワは、目の周りにある筋肉が動くことで生じる「表情ジワ」の一種です。笑顔のときだけ目立つのであれば自然な表情によるシワですが、年齢とともに肌のハリや弾力が低下すると、以前より深くなったり、笑っていないときにも残ったりします。
目尻の笑いジワは、シワの出方によって適した治療が異なります。笑ったときだけ目立つシワにはボトックス注射、無表情でも残るシワにはヒアルロン酸注入、細かく浅いシワにはベビーコラーゲン注入などが検討されます。
この記事では、笑うと目尻にシワができる原因から、セルフケアでできること、美容医療による治療方法、ボトックスで笑顔や印象が変わる可能性まで解説します。

目尻のシワのこんな悩みはありませんか?

目尻のシワは、笑ったときだけ目立つ場合もあれば、年齢とともに無表情のときにも残るようになることがあります。また、目元はメイクによってシワが強調されやすい部位でもあります。アイメイクやファンデーションが細かいシワに入り込むことで、実際のシワ以上に目立って見えることもあります。

  • 笑ったときに目尻のシワが目立つ
  • 笑っていないときにも目尻にシワが残る
  • 実際の年齢よりも老けて見られる
  • 以前より笑いジワが深くなった
  • アイメイクやファンデーションをすると目尻のシワが目立つ
  • シワを気にして笑顔を控えてしまう

笑うと目尻にシワができるのは普通?

笑ったときに目尻にシワができるのは、表情の動きによって起こる自然な変化です。笑顔になると、目の周囲にある眼輪筋が収縮し、それに合わせて目尻の皮膚が折りたたまれることでシワが現れます。
若い頃は、笑顔から真顔に戻るとシワも目立ちにくくなりますが、年齢とともに肌のハリや弾力が低下したり、乾燥や紫外線による影響が重なったりすると、笑ったときのシワが以前より深く見えることがあります。さらに、シワが徐々に定着し、笑っていないときにも線が残るようになります。
目尻のシワは、「笑ったときだけ目立つシワ」と「無表情のときにも残るシワ」とで、原因や適した対策が異なります。そのため、シワの出方を確認したうえで、自分の状態に合ったケアや治療を検討することが大切です。

目尻にシワができる原因

目尻の笑いジワは、笑ったときの表情筋の動きだけでなく、加齢による肌の変化や乾燥、紫外線、目元に力を入れるクセなど、さまざまな要因が重なって目立ちやすくなります。
目元は皮膚が薄く、表情によって繰り返し動く部分です。そのため、はじめは笑ったときだけ見えていたシワが、年齢とともに深くなったり、無表情のときにも残ったりすることがあります。

笑ったときの眼輪筋の動き

笑顔になると、目の周囲を囲む「眼輪筋」という筋肉が収縮します。この動きに合わせて目尻の皮膚が寄り、放射状のシワが現れます。いわゆる「笑いジワ」や「表情ジワ」と呼ばれるシワです。
肌にハリや弾力があるうちは、笑顔から真顔に戻るとシワも目立ちにくくなります。しかし、長年にわたって同じ部分の皮膚が繰り返し折りたたまれることに加え、肌の弾力が低下すると、次第にシワが戻りにくくなります。
そのため、若い頃は笑ったときだけ目立っていたシワが、年齢とともに深くなり、笑っていないときにも線として残ることがあります。

加齢による肌のハリ・弾力低下

年齢を重ねると、皮膚のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが減少していきます。
目の周りは皮膚が薄く、顔の中でも変化が現れやすい部位です。肌の弾力が低下すると、笑ったときにできたシワが元に戻りにくくなり、目尻の笑いジワが目立ちやすくなります。さらに加齢によって乾燥しやすくなることも、目元の細かいシワが目立つ要因のひとつです。

乾燥や目元への摩擦

目の周りは皮脂腺が少なく、乾燥しやすい部位です。肌の水分が不足すると、表面のキメが乱れ、細かいシワが目立ちやすくなります。
また、目を頻繁にこすったり、クレンジングや洗顔の際に強い力で摩擦を加えたりすると、目元の皮膚に負担をかけることがあります。アイメイクを落とすときやスキンケアをするときは、強くこすらず、できるだけ目元への摩擦を抑えることが大切です。

紫外線による光老化

紫外線も、目尻のシワが目立ちやすくなる要因のひとつです。
紫外線によって長期間ダメージを受けると、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが影響を受け、シワやたるみなどの「光老化」につながります。
UVAは皮膚の真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンの減少や変性に関わります。こうした紫外線の影響が長年蓄積すると、肌の弾力が低下し、笑ったときにできる目尻のシワも戻りにくくなります。目元は日常的に紫外線を受けやすいため、季節を問わず紫外線対策を続けることが重要です。

目を細めるなどの表情のクセ

笑顔だけでなく、目を細める動作を繰り返すことも、目尻にシワができる要因になります。
例えば、スマートフォンやパソコンの画面を見るときや、遠くのものが見えにくいとき、強い日差しを受けたときなどに、無意識に目を細めることがあります。
こうした動作では眼輪筋が繰り返し収縮するため、同じ場所に皮膚の折れ目がつきやすくなります。長期間にわたって同じ表情を繰り返し、そこに肌のハリや弾力の低下が重なることで、目尻のシワが徐々に目立ちやすくなることがあります。

笑ったときだけ?真顔でもある?目尻のシワの見分け方

目尻のシワの状態考えられるタイプ主な原因
笑ったときだけ目立つ表情ジワ眼輪筋の収縮
真顔でも線が残る定着したシワ加齢・弾力低下・表情ジワの定着など
細かく浅いシワが多い小ジワ乾燥・皮膚のハリ低下など

目尻のシワを予防するセルフケア

目尻のシワを予防するためには、日常の習慣を見直し、目周りに合わせたケアが大切です。

目元をこすらない

目元は皮膚が薄く、摩擦による刺激を受けやすい部分です。目をこするクセがあったり、スキンケアの際に強く触れたりすると、肌への負担につながることがあります。
洗顔やスキンケアでは、目元を強くこすったり引っ張ったりせず、できるだけやさしく触れることを意識しましょう。特に、かゆみや乾燥が気になるときも、無意識にこすらないよう注意が必要です。

目尻のために保湿を中心にしたスキンケアを毎日続ける

目尻は皮膚が薄くて乾燥しやすい部分のため、水分をしっかり保つようにしましょう。ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの保湿成分を含んだアイクリームや美容液を使い、やさしく目元に塗布します。摩擦は逆効果になるため、こすらず、押し付けず、指の腹で軽くなじませるのがポイントです。温めた手で目元を包み込むように塗布すると、血行が促されて美容成分の浸透が良くなります。

目元の紫外線対策を意識する

紫外線は真皮層のコラーゲンを破壊して、目尻のシワの大きな原因になります。
日差しの強い日だけでなく、曇りや冬でもUVAは降り注いでいます。年間を通してUVケアを怠らないことが大切です。日焼け止めはSPF30・PA++以上のものを選び、目元にも使用可能なタイプを選ぶようにしましょう。また、日傘・サングラス・帽子などで紫外線を予防することもお勧めです。

目元に負担をかけないやさしいマッサージ

目元のマッサージを行う場合は、強い力で押したり、シワを伸ばすように皮膚を引っ張ったりするのは避けましょう。繰り返し摩擦を加えると、かえって目元の負担になることがあります。マッサージを取り入れる場合は、アイクリームやフェイスオイルなどを使って指の腹でこめかみの辺りを円を描くようにゆっくりとほぐしましょう。シワをなくそうとして強く刺激するのではなく、目元に負担をかけない範囲にとどめましょう。

アイメイクのクレンジング時は摩擦を減らす

アイメイクを落とす際に強くこすると、目元の皮膚に負担がかかります。落ちにくいマスカラやアイラインは、目元用のクレンジング剤を使い、メイクになじませてからやさしく落としましょう。コットンを使用する場合も、何度もこするのではなく、クレンジング剤を十分になじませてから押さえるようにして落とすことが大切です。

睡眠や食事など生活習慣を整える

睡眠不足が続くと、肌のコンディションが整いにくくなり、乾燥やハリ不足を感じやすくなることがあります。十分な睡眠時間を確保し、できるだけ規則正しい生活を心がけることが大切です。食事では、肌をつくる材料となるたんぱく質に加え、ビタミンやミネラルなどをバランスよく摂ることを意識しましょう。特定の食品だけに偏るのではなく、さまざまな食品を取り入れることが基本です。
また、喫煙や過度な飲酒、慢性的な睡眠不足などは肌の状態に影響することがあります。目尻のシワだけを意識するのではなく、毎日の生活習慣を見直し、肌の状態を整えやすい環境をつくることも大切です。

目尻のシワの改善に美容医療もおすすめ

セルフケアだけで目尻のシワが完全に消えるわけではありません。確実に目尻のシワを解消したい場合は、美容医療で行われる、ボトックス(ボツリヌストキシン)注射やヒアルロン酸注入、ベビーコラーゲン注入がお勧めです。

笑ったときに目立つ表情ジワにはボトックス注射

ボトックス注射は、笑ったときや目を細めたときに目立つ目尻の表情ジワに用いられる治療です。目尻に注射することで、シワの原因となる表情筋の動きを抑え、シワを目立ちにくくします。効果の持続期間には個人差がありますが、約3~6ヶ月間程度が目安です。定期的に施術を受けることで、表情ジワが目立ちにくい状態を保つことが可能です。
ただし、筋肉の動きを強く抑えすぎると、笑ったときの表情が不自然に見えることがあります。当院では自然な表情を保てるよう、目元の動きやシワの状態に合わせて注入する量や位置を調整します。

無表情でも見えるシワにはヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、無表情のときにも目立つ目尻のシワや、目元のボリュームが減少してできたくぼみなどに用いります。ヒアルロン酸はもともと体内にも存在する成分で、水分を保持する性質があります。ヒアルロン酸を注入することで、シワやくぼみにボリュームを補い、目尻シワを目立ちにくくする効果が期待できます。
当院では注入する部位やシワの深さ、目元の状態に合わせて量を調整することで、自然な仕上がりを目指します。ヒアルロン酸注入は、施術後から見た目の変化を確認しやすく、比較的ダウンタイムが短いことも特徴です。

細かい目尻のシワにはベビーコラーゲン注入

ベビーコラーゲンは、I型とIII型のヒト由来コラーゲンを配合した製剤で、赤ちゃんの肌に多く含まれるIII型コラーゲンを豊富に含んでいます。粘度が低くなめらかなため、皮膚の薄い目元にもなじみやすく、細かいシワや浅い目尻のシワを目立ちにくくする効果が期待できます。
他の製剤と比べるとアレルギーの心配が少ないのも安心です。当院では目元の状態を確認しながら少量ずつ注入することで、自然な仕上がりを目指します。

目尻ボトックスで笑顔や印象は変わる?

目尻のボトックス注射では、笑ったときに目尻のシワをつくる眼輪筋の働きを弱めることで、表情ジワを目立ちにくくします。
適切な量や位置に注入することで、目元の自然な動きを残しながら、笑いジワを和らげることを目指せます。一方で、ボトックスの作用が強く出すぎると、目元の動きが抑えられ、笑ったときの表情や印象が変わったように感じるようになります。
目尻のシワは、「笑ったときだけ目立つシワ」と「無表情のときにも残るシワ」とで、シワができる要因や検討される治療方法が異なるため、シワの出方や深さ、肌の状態を確認し、医師の診察を受けたうえで適した治療方法を相談することが大切です。

目尻のシワ治療で後悔しないためのポイント

笑ったときに目尻にできるシワは、笑顔による自然な表情の一部でもあります。そのため、目尻の笑いジワがあるからといって、必ずしもすべてのシワを目立たなくする必要があるわけではありません。
目尻のシワ治療では、シワだけを見るのではなく、自然な表情とのバランスを考えることが大切です。シワの出方や深さ、表情筋の動きなどを確認しながら、治療方法や注入量を調整する必要があります。
また、注入治療では、使用する製剤や注入する部位、注入量、医師の技術や知識によって仕上がりが左右されます。症状に合わない製剤や医師の技術力、知識不足によっては、仕上がりが不自然になったり、しこりが生じたりするリスクもあります。
注入する部位の見極めや製剤の選定、適切な量の調整には、解剖学に関する知識や十分な経験、注入技術が欠かせません。さらに、自然な仕上がりを目指すためには、顔全体や表情とのバランスを考えるデザイン力や、患者様の希望を丁寧に汲み取ることも重要です。
そのため、目尻のシワ治療を受ける際は、症例実績や治療経験を確認し、信頼できる医師やクリニックを選ぶことが大切です。施術前には、希望する仕上がりだけでなく、費用やダウンタイム、副作用・リスク、期待できる効果についても十分に説明を受け、納得したうえで治療を受けるようにしましょう。

目尻のシワに関するよくある質問

目尻の笑いジワはセルフケアで消せますか?

保湿や紫外線対策などのセルフケアは、乾燥を防いだり、目元の肌状態を整えたりするために役立ちます。ただし、笑ったときにできる表情ジワや、無表情でも残っている深いシワをセルフケアだけで完全に消すことは難しいです。

笑わなくても目尻にシワがあるのはなぜですか?

表情を動かしていないときにも目尻のシワが残る場合は、長年の表情の繰り返しに加えて、加齢による肌のハリや弾力の低下、乾燥、紫外線などが関係していることがあります。

目尻のシワにはボトックスとヒアルロン酸のどちらが向いていますか?

笑ったときや目を細めたときに目立つ表情ジワには、表情筋の動きを抑えるボトックス注射が用いられることがあります。
無表情のときにも残るシワや、目元のボリューム減少が関係している場合には、ヒアルロン酸注入が選択肢になります。細かいシワや浅いシワには、皮膚の薄い目元にもなじみやすいベビーコラーゲン注入が用いられることもあります。
どの治療が適しているかは、シワの深さや表情による動き、目元の状態によって異なります。診察では目元の状態を確認し、それぞれの特徴を踏まえて治療方法を検討します。

目尻にヒアルロン酸を注入するとどうなりますか?

目尻にヒアルロン酸を注入すると、無表情のときにも残るシワや、目元のボリューム減少によってできたくぼみを目立ちにくくする効果が期待できます。ヒアルロン酸で不足したボリュームを補うことで、目元をふっくらとした印象に整えます。

目尻のシワは何歳頃から目立ちますか?

目尻のシワが目立ち始める時期には個人差があります。早い人では20代後半頃から気になり始め、30代以降になるとシワが残りやすくなることがあります。目尻のシワには、加齢だけでなく、表情のクセや乾燥、紫外線の影響、肌質なども関係します。若い年代では笑ったときにだけ見られる表情ジワでも、年齢を重ねて肌のハリや弾力が低下すると、無表情のときにも目立つようになってきます。

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1952年(昭和27年)12月29日、長野県木曽福島町に生まれる。1967年(昭和42年)4月に長野県上田高等学校へ入学、高校在学中の1970年(昭和45年)8月から1971年(昭和46年)7月までアメリカ合衆国マサチューセッツ州ミルトン・アカデミー高校へ留学、同年7月に卒業した。1972年(昭和47年)3月に上田高等学校を卒業後、同年4月に東京大学理科三類へ進学。東京大学では医学を専攻し、1979年(昭和54年)3月に東京大学医学部医学科を卒業。

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